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副業はなぜばれる?会社バレしないための対策

投稿日:2018年11月23日 更新日:

会社に正社員として勤めている場合、多くの場合就業規則に副業禁止規定があります。

入念に下調べをして、絶対ばれないところでアルバイトを始めたのに何故か会社にバレてしまった…そういうケースを筆者は個人的に聞きました。

なぜ副業がばれることがあるのか、そのしくみと会社バレのリスクを極力減らす方法を紹介します。

 

 

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副業が会社にばれる理由

副業が会社にばれる理由は、副業先に本業の上司や同僚が来るという基本的なミスの他に、住民税の特別徴収(天引き)の金額が変わることが挙げられます。

 

副業先に上司や同僚が来る

副業のアルバイトとしてよく好まれるのが夜中のコンビニやパチンコ店などの閉店後清掃です。

しかし、こうした「外で働く」形のアルバイトは全て、会社バレするリスクがあります。

実際に筆者の知人にも、バイト先に上司が来てしまってばれた人がいます。

 

 

住民税の天引きでばれる

働いているところを見られることがなかったとしても、住民税の天引きで経理担当者にはわかってしまうことがあります。

会社は住民税の特別徴収義務者ですから、あなたに代わって給与から住民税を天引きして納めなければなりません。

住民税の金額は副業も含めた所得で決まりますから、会社が払っている給料に応じた額より不自然に多ければ不審に思われます。

 

 

バイト先で怪我をする

あまりないパターンですが、バイト先で大きな怪我をしたり、通勤中に事故に遭ったりすることで会社バレする可能性もあります。

 

 

会社バレしない副業選び

副業が会社バレしないために、「副業=アルバイトを増やす」というイメージを捨てる必要があります。

会社の人に遭遇するという凡ミスだけでなく、住民税の観点からいってもアルバイトを選ぶのはNGです。

 

 

自宅で働けるものを選ぶのが鉄則

会社の人に見られて副業バレするという凡ミスを防ぐためには、まずは自宅で稼ぐタイプの副業を選ばなければなりません。

ただ自宅でモノを作って売るという形ですと、発送をしているところを見られてばれる可能性もあります。

それでも「断捨離している」「ハンクラが趣味なだけ」で通せるぶん、外でバイトをするよりリスクは断然低いです。

 

 

給与を受け取る副業はNG

最近は少数ながら、パソコンでバイト先とやり取りする形の在宅勤務ができるアルバイトの募集があります。

しかし副業にするならパート・アルバイトとしての募集、つまり雇用契約をするものは絶対にやめてください。

その理由は、副業の収入が給与所得の場合、住民税の天引きが給料の支払額が多い会社、つまり本業の方にまとめてかかるからです。

業務委託契約などお給料以外として処理できる場合は、確定申告の際に住民税の徴収方法を選ぶことで回避できますが、雇用契約の場合徴収方法を選べません。

副業で稼げるのはいいことなのですが、本業の給与に比べて住民税額が異常に多ければ、少なくとも給与計算の担当者にはバレてしまいます。

 

 

自宅でパソコンを使って行うものが一番バレにくい

結論からいえば、自宅でパソコンなどを利用して行う形の副業が一番バレにくいです。

クラウドワークスなどのクラウドソーシングサービスを見ると、ライティング、イラストや翻訳などの募集があります。

これらのほとんどは、時間で計算する形のものであっても業務委託契約といって会社対個人事業主としての契約になりますから、ここから得られる収入は給与ではなく雑所得や事業所得、つまり自分が経営している事業からの収入という形にできます。

また自分でアフィリエイトや投資などを始めるのも1つの方法です。

 

 

確定申告時に普通徴収を選択する

副業で受け取る収入が給与所得でないのなら、確定申告の際に普通徴収を選ぶことで副業分の稼ぎにかかる住民税を自分で納められるようになります。

これを忘れると、副業で稼いだ分の所得についてもすべて給与天引きになってしまい、会社バレします。

ただこれらの方法を行っても確実に会社バレしないというわけではなく、副業を不動産投資や事業にしていて赤字が出た場合は税金の計算上特別徴収になってしまいます。

また役所のミスで特別徴収にされてしまったという笑えないケースもありますし、ふるさと納税を多く行った場合や医療費控除などが多い場合も自治体の計算方法によってはばれる可能性があります。

このあたりは自治体ごとの事務によるので、ケースバイケースです。

 

 

まとめ

副業がなぜばれるかは、バイト先で会社の人に遭遇するというケースもありますが、住民税の額からばれることも多いです。

特に副業から支払われるのが給与の場合は2社分の所得を合算した金額での税金が特別徴収されますから、副業にアルバイトを選ぶのはNGです。

副業が会社にばれないために、

 

  • 給与以外で稼ぎを得る(投資、クラウドソーシング、アフィリエイトなど)
  • 自宅で働く

 

の2点は必ず守りましょう。

それでも役所のミスや確定申告のミスで会社バレする可能性は残っていますので、副業がばれるのを絶対に防ぐ方法はないのが実情です。

 

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じんねこ

じんねこ

小学生2人の母でSEOライティングを始めいくつかの仕事を請けるフリーランス。 育児と仕事のバランスを取りながらいかに毎日を自由に過ごすか、最近はそればかりを考えています。 ブログ「ゆるっとフリーランス」→https://ameblo.jp/jinneko1423/
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